【言語聴覚士が解説】デイサービスで使える2桁+1桁のたし算レクリエーション|繰り上がりなしでみんなが楽しめる脳トレ
1桁のたし算に慣れてきた参加者が多いグループでは、「もう少し頭を使う問題にも挑戦したい」という声が出てくることがあります。そんなときにちょうどよいのが、2桁+1桁のたし算(繰り上がりなし)です。
この記事では、施設のレクリエーションでこの計算を取り入れる際の進め方をご紹介します。
2桁+1桁(繰り上がりなし)がレクリエーションに向いている理由

繰り上がりがないため、1桁の計算に比べて負担が急に増えることはありません。それでいて桁が増える分、少し考える時間が生まれ、グループの中でも「ちょうどよい難易度」として受け入れられやすいのが特徴です。
グループで行う進め方の例

位取りを意識する方式:十の位と一の位を分けて考えるよう声かけをしながら進める方式です。「十の位はそのまま、一の位だけ足してみましょう」といった具体的なヒントが有効です。
ステップアップ方式:まず1桁同士のたし算で場を温めてから、2桁+1桁の問題に移る流れにすると、無理なく難易度を上げられます。
お買い物ごっこ方式:「85円のお菓子ともう1本」のように、日常生活を意識した文章題にすると、単なる計算以上に会話が広がりやすくなります。
参加者によって理解度に差がある場合
桁が増える計算は、参加者によって得意・不得意の差が出やすい部分でもあります。難しく感じている方には、位取りを紙に書いて示す、隣の方にさりげなく助けてもらうなど、無理なく参加を続けられる工夫を取り入れましょう。
進行時に大切にしたいこと
「繰り上がりがないから簡単」という言葉は使わず、あくまで参加者のペースに合わせることを大切にしましょう。できたときの達成感を大切にし、次のステップへの意欲につなげることがポイントです。
1桁の計算との組み合わせ方
同じグループ内でも、計算への慣れには差があります。最初の数問は1桁同士のたし算にして場を温め、後半で2桁+1桁の問題に移るといった構成にすると、どの参加者も無理なく最後まで取り組みやすくなります。
まとめ
2桁+1桁のたし算(繰り上がりなし)は、1桁の計算からのステップアップとして、グループレクリエーションでも取り入れやすい題材です。参加者の理解度に合わせながら、楽しく取り組んでみてください。


